百の知恵双書刊行
発行:OM出版 発売:農文協
008 まちに森をつくって住む
001 棚田の謎 002 住宅は骨と皮とマシンからできている 003 目からウロコの日常物観察
004 時が刻むかたち 005 参加するまちづくり 006 洋裁の時代
007 樹から生まれる家具

各表紙をクリックすると詳細がご覧いただけます


2003年5月以降、毎年5,6点ずつ刊行予定。各2800円。

「百の知恵双書」の御注文は…
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百の知恵双書の特徴は大きく六つあります。
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  百の知恵双書テーマ
008 まちに森をつくって住む

住まいをつくる誰もが豊かな環境を得たいと思う。
しかし、住まいをつくることによって、逆に地域の自然環境を破壊しているとしたら、それはなんという矛盾だろう。
これからのすまいづくりにおいて最も得な方法は何か。
それは地域の緑の価値を見直し、それを快適な「天然の空調装置」として住まいに活かすことである。
本書はこうした視点に立ち、個人の住まいづくりと街の環境づくりをつなげるビジョンと実践例を示し、本当の快適さを体感するための「エコロジー住宅市民学校」を誌上開講する。

■著者
チームネット

環境共生を専門分野とした「住まいづくり」および「街づくり」のマーケティングコンサルタント会社として1995年設立。あくまでも「個人の得」を目的に、「自然環境」と「コミュニティ」とを手段として使いこなす手法として「環境共生」を位置づける独自のスタンスに基づき、いくつもの事業を実践。また、1996年よりNPO「エコロジー住宅市民学校」を開校し、一般市民を対象に環境共生手法の普及啓発活動を続けている。一方で、企業とのタイアップによる環境共生事業の可能性を追求し、「環境共生」をマーケティングの視点から企業にとっての事業戦略として提案し、市場を通じて「環境共生住宅」を普及させることに尽力している。

目次
はしがき

第1章 なぜまちに森をつくるのか
1伝統的な集落に学ぶ

 豊かさづくりは外環境づくりから
 建築による環境づくりの限界
 環境で大事なのは連続性

2個人のエゴと環境共生
 自己完結型のライフスタイル
 「環境」を手段とする
 「コミュニティ」を手段とする


3微気候という共有財産……「経堂の杜」
 個人にとっての外環境
 緑と風が心地良さを生む


4小さなビレッジをつくる……「欅ハウス」
 連続した環境を装置化する
 事業論としての「環境共生」


5集落の原理を街の原理へ
 「自立型共生」という新たな価値観
 環境ポテンシャルを拡張する
 複雑な系をなす街づくりへ


第2章 森のある住まいづくりを実践する
はじめに
1街の中に生まれた小さな森「欅ハウス」
  地主の想いを形にする
  敷地境界を越えて環境価値をつなげる 
  [コラム]地主さんからの立場から

「欅ハウス」のデザイン論
  まずは外から考える
  樹木がつくる気候
  中庭の環境を取り入れる 
  生活を外に開く
  室内に冷気を導く

「欅ハウス」ができるまで
  コミュニティ単位で意志を決定
  三社体制で進めた事業推進 入居者を集める
  合意形成の方法
  住戸をデザインする
  ワークショップによる共用部デザイン
  [コラム]設計者の立場から

「欅ハウス」の暮らし
  中庭を囲んで
  気が付けばパーティ
  自分たちで緑を育てる
  ご近所つきあいの広がり
  心地よさが関係を結ぶ

  [コラム]環境デザイナーの立場から


2すべては暮らしの体験から学んだ 「経堂の杜」
  自宅をつくる初めての試み
  環境共生型コーポラティブ住宅
  さまざまな工夫 

微気候を活かす我が家の工夫
  敷地内の微気候環境の検証
  我が家の仕掛け

夏を涼しく暮らそう
  緑のカーテン
  ある夏の一日の暮らし
  体感から体得へ……達人への道

仮設から新しい発見へ 
  緑の効用……新しい発見1
  冷輻射の快適性……新しい発見2

思うようにいかなかった冬の暮らし 
  一年目の冬
  冬の改善策 

五年目の「経堂の杜」
  季節ごとの暮らしの変化
  体感することの意味
  五年目の「経堂の杜」

  
3暮らしのサポートから環境づくりの担い手へ
「ザ・ステイツ平和台」
  普通のマンションでできること
  たった三つの工夫でも
  植栽計画の見直し
  日除け設置用のフックを付ける
  通風専用の窓を付ける 

環境共生がもたらす価値を伝える 
  販売手法の違い
  体感型モデルルーム
  模型実験
  体感型セミナー

暮らしかたのサポートプログラム
  環境共生の暮らしを伝える工夫
  モニター住戸の体験を共有化するプロセス
  サポートプログラムによって得られた二つの気付き
  サポートプログラムの効果
  [サポートプログラム1]
       ……窓の開け閉めが暮らしを変える
  [サポートプログラム2]
       
…「我が家がリゾート」計画 
4生活戦略としての環境共生 
  企業と共同するということ
  部材単体では実現できない性能
  夏暑い高性能住宅
  企業発から市民発へ
  市民発からもう一度企業へ
  環境の価値は連続性
  空間的連続性
  時間的連続性 
  「ザ・ステイツ平和台」での管理をめぐるトラブル
  住民主体の管理へ
  時間的連続性をつくるための課題
  求められる住宅創造企業
  「経堂の杜」での実践
  ハーブガーデンのルール
  カーシェアリングの実践 
  生活戦略としての環境共生


第3章 「エコロジー住宅市民学校」ただいま開講!
 開講にあたって
 入門編 体感温度実験 
 夏編1 試して実感!「涼しさ」の原理1
 夏編2 試して実感!「快適性の原理」2
 夏編3 街を歩いて涼しさ発見
 夏編4 涼しさをつくる緑の原理
 夏編5 家の周りの暑さを探そう
 夏編6 輻射熱を退治する
 夏編7 緑のカーテンをつくろう
 夏編8 冷たさを蓄える
 夏編9 寝ている間に涼しさをつくる
 夏編10 狭いところでの緑の植えかた
 冬編1 「暖かさ」はどこにある
 冬編2 本当に今の家は暖かい?
 冬編3 熱を逃がさない家づくり
 冬編4 窓から暖かさを逃がさない工夫
 冬編5 住まいに暖かさを蓄える
 冬編6 暮らしを変える暖かさ
 まとめ1 暮らしかたで変わる快適性
 まとめ2 住まいづくりから街づくりへ

自然を活かした暮らしを実践するための便利グッズ
『まちに森をつくって住む』の関連書籍
あとがき
たあとる通信

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007 樹から生まれる家具
007 樹から生まれる家具
 今では子供から老人まで日本人のほとんどが洋服を着ている。しかし日本人の服装がほぼ完全に洋服に変わったのは昭和二〇年以降のことである。
 
敗戦直後の困難な暮らしを生き抜くなかに、女性主導の静かな革命があった。洋裁教室ブームに象徴される衣服革命である。
 本書はこの歴史に埋もれがちの「洋裁の時代」を検証し、この時代に女性達がどうのようにして洋服を自分のものにしていったかを明らかにする。
007-01
■著者
奥村昭雄 おくむら・あきお
建築家
1928年東京都生まれ。
1952年東京美術学校建築学科卒
同研究員として東京芸大改築計画担当
1956年吉村順三設計事務所入所
1964年東京芸術大学美術学部建築科助教授
1973年同教授
木曽三岳村に板倉民家を再生し工房をつくる。
現在、木曽三岳奥村設計所代表
東京芸術大学名誉教授


著書に『空間の生成』『奥村昭雄のディテール』(彰国社)『OMソーラーの家?』『OMソーラーの家?』『暖炉づくりハンドブック』『パッシブデザインとOMソーラー』(建築資料研究社)『環境と共生する建築?』(OMソーラー協会)『木の家具づくり/木曽のアトリエから』(INAX)『What is OM Solar?』(OM研究所)『時が刻むかたち』(OM出版)
目次
木との接点……プロローグ

木えらび……年輪は語る
鮪の見分けと木えらび 年輪は樹の一生の完全な記録 成長期のしなやかさ・老齢期の穏やかさ
木口を斜めから見て杢目を読む 隠れ節はどこから始まる

原木の買い付けと製材
雑木市で原木を買う 製材されて木肌が表れる

私が使っている樹
ぶな つが なら かば メープル たも とねりこ くり

木材はなぜ狂う
幻のキャビネット 木が狂う二つの原因 段階的に加工し「狂い」をとる

無垢材は動く
木の動きを殺さない 蟻とほぞ

椅子……最も人間の近くにある道具
人間と触れあい、姿勢を支える椅子
初めて作った「コッコ椅子」 「コッコ椅子」の由来
薄板を使った椅子「板椅子」「おじさん椅子」「おばさん椅子」
栗材を用いた「はんぺん椅子」

書斎椅子「オールドパッチチェア」と「Vパッチチェアー」
スポークチェア−とラウンドテーブル
となりこと籐編みの食事椅子とテーブル
子供用の食事椅子「NONOチェア−」
アームチェア− ラウンジチェア− いろいろなテーブル

椅子のミニチュア

人の手と道具
鉋と「面とちり」 「治具」という方法
 

はんぺん椅子に見る加工プロセス
「背当て」の加工プロセス 「脚丸棒」の加工プロセス
「座板の加工プロセス」 はんぺん椅子の組み立て

NONOチェア−製作絵日誌

「箱もの」の面白さ
トールキャビネット サイドボード
ライティングデスク ドレッシングテーブル

折り畳む、動かす
壁掛け折り畳み椅子 折り畳みテーブル
綾とりチェア− 走る木馬「かっぽ」

日本人のためのロッキングチェア−
ロッキングチェア−を作る 揺れ心地はどこから来るのだろう いろいろな姿勢がとれる椅子

四つの椅子を選び実験装置を考える 揺れの早さ(周期)は主に人が決めている
動かしやすさと動かしにくさ 「重い人用」と「軽い人用」のロッキングチェア

人体模型ファントム
人体各部の重量と重心を知りたい 三体のファントムを作る

あとがき

たあとる通信
 

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006 表紙
 今では子供から老人まで日本人のほとんどが洋服を着ている。しかし日本人の服装がほぼ完全に洋服に変わったのは昭和二〇年以降のことである。
 
敗戦直後の困難な暮らしを生き抜くなかに、女性主導の静かな革命があった。洋裁教室ブームに象徴される衣服革命である。
 本書はこの歴史に埋もれがちの「洋裁の時代」を検証し、この時代に女性達がどうのようにして洋服を自分のものにしていったかを明らかにする。
006-01
■編者
小泉和子(こいずみ・かずこ)

1933年、東京生まれ。
京都女子大教授、生活史研究所主宰、昭和のくらし博物館館長。工学博士。
日本家具/室内意匠/生活道具史専門。
1999年、昭和のくらし博物館設立。

主な著書に『和家具』(小学館)、『箪笥』『家具と室内意匠の文化史』(法政大学出版局)、『道具が語る生活史』(朝日新聞社)、『道具と暮らしの江戸時代』(吉川弘文館)、『図説イギリス手づくりの生活誌』(東洋書林)、『昭和のくらし博物館』『ちゃぶだいの昭和』(河出書房新社)、『占領軍住宅の記録』(住まいの図書館出版局)、『和食の力』(平凡社)など多数。
目次
「洋裁の時代」とはどういうことか ……序にかえて 小泉和子


第1章 花開く洋裁学校  吉本洋子

1 衣服革命と洋裁教育
 ・明治期の洋裁教育
 ・大正から昭和戦前の洋裁教育
 ・大正から昭和前期に習得した洋裁技術の生かし方
 ・戦後、なぜ女性は洋裁学校に殺到したか
2 洋裁学校と個性豊かな創設者たち
 ・文化服装学院と二人の創設者
 ・杉野芳子とドレスメーカー女学院
 ・田中千代と服装学園
 ・桑沢洋子と桑沢デザイン研究所など
 ・伊東茂平と伊東衣服研究所
コラム 各洋裁学校の原型の特徴
3 社会事業となった洋裁教育
 ・失業対策・貧困対策としての洋裁講習会  
 ・『主婦の友』記事に見る「授産場の内職」
 ・公共職業補導所

第2章 女の自立を支えた洋裁  吉本洋子
1 高収入だった洋裁内職
 ・職業として洋裁を選んだ理由
 ・洋裁を習った場所と期間 
 ・ミシンの入手法と資金
 ・洋裁仕事の入手法
 ・収入と経済状況
2 洋裁が家計を支えた実態
 ・ミシン一台でこれだけの収入が得られる
 ・家事の暇々に注文服の内職に成功
 ・中年から洋裁学校に入学
 ・旧家の未亡人が研究所を開いて子ども四人を養育
 ・援護事業で洋裁を学び三台のミシンを持つまで
 ・ミシン一台で一一人の家族を養う
 ・病身の夫に代わって生活の危機を切り抜けた体験
 ・働く女性が余暇を活用して増収
聞き書き 洋裁で自立を果たした石黒やゑさん
コラム 女性が考案したチャコペーパー

第3章 農村の洋服化  里村洋子

1 野良着の魅力
2 農村の洋服化へのみちのり
 ・洋装が実生活とまだ大きく離れていた時代……大正末から昭和四年
 ・大恐慌から戦争へ……昭和五ー昭和二〇年
 ・婦人解放と生活改善の模索のなかで……昭和二〇年代
 ・実用的な洋装への精力的研究と実践……昭和三〇年代前半
 ・農村経済の都市化と農作業着の既製服化……昭和三〇年代後半から四〇年初め
聞き書き 私たちの衣服史……新潟県の農村女性に聞く
コラム 新潟で初めての洋装店

第4章 腰巻からズロースへ…洋装下着の普及史  門松由紀子

1 和洋折衷から始まった洋装下着
 ・洋装と和装の下着の違い
 ・洋装下着は防寒と暑さしのぎから
 ・洋装下着の啓蒙活動
 ・女学生と子ども用から普及
 ・戦中の簡素な下着
2戦後の下着……洋装下着の普及
 ・かくすものから誇示するものとなったバスト
 ・手作りから既製品へ
 ・合成繊維と下着デザインナーの登場
 ・本格的な既製下着の普及
3 ブラジャー、パンテイはどう広まったか
 ……下着アンケート調査結果
 ・ブラジャーとの出会い
 ・世代とパンティ(下穿き) 
 
特論 
1 桑沢洋子の仕事着  常見美紀子
 ・生活に根をおろした生きた着物
 ・膨大な仕事着デザインの仕事 
 ・日石ユニフォームにみる衣服哲学
 ・野良着の改良と既製服化
 ・仕事着の素材としてのビニロン
 ・衣服のグッドデザインを求めて
2『暮しの手帖』の直線裁ち  小泉和子
 ・直線裁ちの掲載記事
 ・直線裁ちの役割
 ・花森安治と直線裁ち
 ・花森安治の洋服観と啓蒙活動
 ・日本の衣服の伝統を生かす
 ・洋裁関係者への批判
 ・直線裁ちの残した問題
3 家計を生み出した家財道具「ミシン 」 谷口こずえ

 ・輸入から国産へ
 ・戦後のミシン工業の発展
 ・『主婦之友』にみるミシンの入手方法
 ・あるミシン職人の戦後
 ・女性にとって単なる家財道具ではなかったミシン

あとがき……これからの衣服   小泉和子 
協力者・参考文献
たあとる通信
006-02
 

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005 参加するまちづくり ワークショップがわかる本
005表紙

「参加するまちづくり」とは、まちのビジョンをそこで暮らす市民が共有し、地域のことは地域で決めるという自由で開かれたまちづくりである。「情報共有」「体験共有」「意見表出」「創造表現」「意見集約」「変化の記録」という6つのコミュニケーションを通して地域の意志をつくり出していくまちづくりワークショップの知恵と技を伝授する。

大久手計画工房 おおくてけいかくこうぼう

1990年に多摩ニュータウンの由木において、C.アレグザンダーの「まちづくりの新しい理論」にヒントを得た模型で、まちづくりを体験するワークショップを実施。以後、世田谷区ねこじゃらし公園ワークショップ(1991)、三鷹市丸池公園復活ワークショップ(1996)、江戸川区篠崎駅西部地区区画整理事業ワークショップ(1997)、多摩市市民自治基本条例づくりワークショップ(2001)東京都調布三鷹線環境施設帯整備検討ワークショップ(2001)など、施設づくりから条例案づくりまで幅広い分野で、まちづくりワークショップを実践し、その可能性を広げている。

伊藤雅春
大久手計画工房代表
NPO法人玉川まちづくりハウス運営委員

狩野三枝
NPO法人コレクティブハウジング社理事

森 由実
大久手計画工房

今井邦人
大久手計画工房
NPO法人足元から地球温暖化を考える市民ネット・えどがわ運営委員
目次

ワークショップでいこう!ーはしがき

第1章
「まちづくりワークショップ」って何だろう?


第2章
プログラムに託されたコミュニケーションの知恵と技


1まずは共通の土俵をつくるー情報伝達コミュニケーション
事例1:行政の本気を伝えた寸劇「区画整理推進課の悩みーみんなのよいまち探し」
事例2:自己紹介にテーマをからめた「このまちを食べ物にたとえると…」
事例3:みんなの記憶を共有する「個人史でつづるまちづくり年表」
 
2「百聞は一見にしかず」の精神でー体験共有コミュニケーション
事例4:現地で初めてわかることがある「敷地読みとり体験」
事例5:隣家からの距離を決めた「敷地体験ゲーム」
事例6:「庭のある待合室」を選ばせた現地での確認
事例7:心の壁を取り除いた「食のワークショップ」
事例8:議論だけでは得られなかった共有体験「マテバシイ伐採」プログラム
 
3考えられることはすべて出してみるー意見表出コミュニケーション
事例9:参加者の希望と不安を抽出する「期待の木、不安の木」
事例10:楽しく意見を出す工夫「晩ご飯の献立づくり」
事例11:「共有空間の使い方」を寸劇でシミュレーションする

4創造し表現する楽しさを味わうー創造表現コミュニケーション
事例12:震災復興住宅への思いを詩歌に託す 76
事例13:複雑な空間構成への理解を深めた「立体デザイン・ゲーム」
事例14:消費者が商売をする側になりきって考える「絶対はやるお店企画案」
事例15:「アナログワープロ」でみんないっしょに条例文をつくる
 
5全体と個の関係づけを工夫するー意見集約コミュニケーション
事例16:施設の使い方について意見を集約する「旗揚げアンケート」
事例17:空間を文章で表現する「デザイン・ランゲージ」
事例18:立場の違いを超えて生み出した「遮音壁なし」という選択
 
6場の変化をとらえて記録するーその他のコミュニケーション
事例19:参加者の意識の変化を映す感想カード
事例20:星空映画会はすばらしい! 「応急仮設住宅屋外上映会」

第3章
「丸池復活プランづくりワークショップ」を読み解く

 「まちづくりワークショップ」の流れを読む
 プロセスデザインの特徴を読みとる
 
第4章
「まちづくりワークショップ」Q&A

 参加の枠組みについて
 ファシリテーターについて
 「まちづくりワークショップ」の進め方
 情報の提供について
 合意形成について
 その他の問題
 ワークショップのフォローアップ   

あとがき

たあとる通信

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004時が刻むかたち 樹木から集落まで 奥村昭雄
004表紙

環境と時間の繰り返しから生まれるかたちは、限りなく複雑で、かつ美しい。こうしたかたちは自然のリズムのなかでどのようにしてつくられるのだろうか。たとえば蔓はどのように巻きつくのか。巻き貝は連続的に成長できるのか。木曽谷の景観は400年の間にどのように激変したのか。自然の力を建築に利用して快適さの質を追求してきた建築家による人と自然の博物誌。

■著者
奥村昭雄 おくむら・あきお
建築家
1928年東京都生まれ。
1952年東京美術学校建築学科卒
同研究員として東京芸大改築計画担当
1956年吉村順三設計事務所入所
1964年東京芸術大学美術学部建築科助教授
1973年同教授
木曽三岳村に板倉民家を再生し工房をつくる。
現在、木曽三岳奥村設計所代表
東京芸術大学名誉教授
目次

はしがき

第一章 樹形を読む
種子の旅
 藤の実がはぜる 宿り木の種子は枝から枝へ
 柳絮が舞う ひるぎは旅をしない


 「からすうり」が巻きつく
 髭はどうして巻きつくのだろう
 水圧構造から木質構造へ 髭はなぜ反転するのだろう
 どうやってつかまえるところを探すのだろう 
 動くのは蔓植物だけではない

 からすうりの花と種子

しだれる
 しだれる白樺 幹を切られてしだれる形に変わる
 「しだれる」と「しだれない」
 光と環境に対する樹の戦略 しだれ方の個性

枝分かれと部分の枯死
 樹の生長 分枝数 優性枝と劣性枝
 分枝角度 重力の方向による補正
 生長と部分の枯死 幹と枝との関係の変化
 個性的な樹形の形成 

パソコンの中で育つ樹形
 数字の組み合わせで育つ「樹」
 架空の天空光と葉球が生長と枯死を決める 
 生長曲線と材の性質 毎日、上野公園を歩きながら

第二章 木曽谷物語
木曽谷の民家
 段丘に取り付く集落 雄大な切妻屋根
 釘の要らない板壁 火を囲む間取り
 馬も家族の一員 養蚕のための二階
 入念に建てられた板倉
 民家はどのようにして建てられたか
 民家の背景と産業 養蚕の盛衰
 悲しき木曽駒 大工の奨励
 明治政府の官・民有区分と自然法
 
 横井戸は天与の恵み 
 木曽の山を再生した尾張藩の林政 
 江戸時代の生活のようすを伝える『木曽巡行記』
 
ある地変--四〇〇年前の語り継ぎ
 社の参道が消えた 田畑も消え、集落は移動した
 尾張藩の隠密が見たもの
 それは戦国の末期 山は荒れていた 進む浸食 

真理姫の五輪塔
 六歳の政略結婚 もてあそばれた運命
 真理姫は本洞川の地変を見ていた
 上村家の蒸籠造りの倉 

第三章 不思議な生き物
日本蜜蜂の生活
 蜂戦争 最初の蜂蜜を採るまで
 働蜂の分業 「人道的」な蜂蜜採集法
 越冬から春へ 
 巣箱を増やすー旧女王蜂の分封
 新女王蜂分封と婚姻飛翔 

猫のイブ
 イブの登場 イブ、共同保育を始める
 猫社会の文化の伝承 猫さまざま
 イブ、偉大な母性 イブ、わが道を行く

巻き貝・・・その成長の不思議
 ホラガイは連続的に成長できるか
 不連続な成長パターン 
 ホネガイは一二〇度ピッチで成長する証拠を殻に描き残す
 ホネガイの棘の列は一列全部作り直す 
 ホネガイは砂泥の中で暮らしている

あとがき

たあとる通信

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003目からウロコの日常物観察
003表紙

ありふれた路上に転がるモノたちを観察すればするほど、不思議いっぱいの暮らしの有り様が見えてくる。粗大ゴミ、漂流物、ペット除けペットボトル、落書き、張り紙、おばあさんのファッションなどなど。時にはおかしく、時には恐ろしく、日常物観察から見えてくるものは、今の私たちの暮らしの諸相と行く末である。

目からウロコの日常物観察展を開催しました
2003年9月6日(土)〜20日(土)
企画/野外活動研究会
協力/OM出版・OM研究所

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目次

日常物観察から暮らしの諸相を読むー序にかえて  

第1章 転用物の研究 
転用のデザイン
 おばあさんの「捨てない」暮らし
 「進化」する荷車
 焼却炉             

ペットよけペットボトルの流行とすたれ
 造花
 手づくり無人販売小屋
 路上無人販売所
                
ものの居場所と時間

現代転用物小事典

第2章 無用物の研究
川の漂流物を定点観察する
 ごみと落とし物 粗大ごみ置き場
 街でこわれゆくもの 考現学的盆景
 商業看板 雨の日に響く水音
 路上の空き缶
     
第3章 混用物の研究
和洋混用の衣風俗

一器多用のカップの流行
             
第4章 愛用物の研究
 大切にされるものたち 嫌われた室外機
 時代映すかかし 人とモノの折り合いの景色
 イミテーションペイント 路上菜園
 郵便箱 雨樋と「平民芸術」
 犬小屋 物見台             

第5章 借用物の研究
無断借用の作法と暮らしの美学
 フェンス干し  木のふりをする電柱

平成バブル・サギ落書きの研究
 ペット探す張り紙 犬糞看板

あとがき

たあとる通信

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002住宅は骨と皮とマシンからできている
002表紙

建築家は住宅をつくるとき、いつもどんなことを考えながら一つの形にまとめていくのだろうか。地球環境時代の現代、住宅をつくるときに求められる条件とは何か。自邸の計画を深く掘り下げて見せることで、具体的に一般の読者に向けて書かれた住宅入門の書。

目次

はしがき

相模原の家で考えたこと
 空き地に栴檀の大木があった
 指しかけの将棋をするように考える
 まちの記憶をつなぐ
 二階は近いほうがいい
 家の骨組みを鉄骨にする
 住宅は骨と皮とマシンからできている
 断熱性能と木製建具
 コンクリート・ブロックの壁がある理由
 ソーラーハウスを勉強する
 OMソーラーのこと
 家のかたちと暮らしのかたち
 地下室の体験
 オープンな建材を使う

 「現場小屋」が見た夢
  イームズハウス
  インディゴブルーの現場小屋

住宅を考えることはおもしろい
 敷地が住宅の個性をつくる
 周辺環境と応答しながら
 小説のようにプランを読む
 建築のものさし
 骨組みを考えることはおもしろい
 架構と舗設という考え方

 合理の人・吉村順三
  吉村順三の授業
  中野の家と軽井沢の山荘
  気持ちの良さを支える技術と田家kN
  合理的な寸法
  小さな住宅

住宅と地球環境問題
 インナークライメートのある暮らし
 パッシブ・クーリングという課題
 資源循環型社会の建築デザイン
 サスティナブル・デザインの意味
 国中に積み置かれた資源
 豊かな「貧しさ」のほうへ

 つくる知恵と住まう知恵
  欧米に比べ極端に短い「住宅寿命」
  住宅を長持ちさせ、膨大な資源のムダを省く
  室内気候を高める技術を使いこなす
  「外」と「内」の調和を大切に
  光と風を運ぶ庭に生け垣や樹木を

あとがき

たあとる通信

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001棚田の謎
001表紙

山間の谷間や海岸の傾斜地に階段状をなす棚田の姿は、この国に生きた日本人の生き方を象徴する風景である。山間の三重県紀和町丸山、海辺の石川県輪島市白米という二つの対照的な千枚田において、どのような暮らしが営まれてきたか、フィールドワークを通して集めた実証データをもとに、ビジュアルに再現する。

目次

はしがき

第一章
棚田の景観は何を語っているのだろう
 山間にも海辺にも離島にもあった棚田
 普及拡大の速かった水田稲作
 棚田が拓かれた場所
 米という特別な食物
 中世の名が残る棚田
 デアイシゴトだった開田作業
 穏田としての棚田
 棚田と鉱山技術
 棚田が語り伝えること

第二章
山間に拓かれた石垣づくりの千枚田を調べる
三重県紀和町丸山

●山の村、丸山はどんな歴史を秘めているのだろう
豊かだった鉱山資源と山の生産力

●丸山の暮らしはどんな特徴を持っていたのだろう
大雨と大風が生んだ屋敷構え

●石垣群をつくったのは誰だろう
黒鍬さんと丸山の石垣

●一〇〇年前、たんぼの枚数は何枚あったのだろう
二四八三枚あった棚田

●一枚一枚のたんぼに、どのようにして水は配られるのだろう
水がたんぼに行く仕掛け

●石垣雛壇をつくるのにどれだけの費用と時間がかかったのだろう
石垣と雛壇工事の見積書

●丸山の棚田の風景はどのように変わっていったのだろう
江戸時代の村の姿を求めて

第三章
海辺に拓かれた土坡の千枚田を調べる
石川県輪島市白米

●白米がある奥能登にはどんな歴史があるのだろう
中世が残存する奥能登の村々

●白米の暮らしはどんな特徴をもっていたのだろう
塩田経営と暮らし

●米づくりの魅力と条件とはどんなことだったのだろう
白米の米づくり

●白米の人々は傾斜地をどのように使い分けているのだろう
集落の範囲は五五階建て超高層ビルの高さ

●土坡のたんぼはどんな特徴をもっているのだろう
水を流す仕掛けと変わるたんぼの形

●土坡のたんぼをつくるのにどれだけの費用と時間がかかったのだろう
土坡の棚田の工事見積書


第四章 棚田は時代の積み重なり
 井堰がなかった頃の丸山
 井堰がなかった頃の白米

あとがき

協力者一覧・調査の概要

たあとる通信

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百の知恵双書の特徴は大きく六つあります。
フィールドワークを重視する

「住まいと暮らしを科学する」という視点をより明確にするために、「調べる」「つくる」「考える」という編集姿勢をより強く出しています。読者自らも調べる行動に向かうことができるような読者の目線で編集をしています。

自ら考えるためのヒント

知識を詰め込むための書籍ではなく、読み手が書き手に共振し、自ら考えるためのヒントとなる本です。

地域のポテンシャルを発見する

「百の知恵双書」は、私たちの暮らしの足もとを見据える本です。地球規模の観点を失わずに、地域の環境、生態、景観からまちづくり、地域の新しい仕事の創造まで「地域の価値の発見」を重視します。

暮らしの足もとを100年単位で考える

これまでの右肩上がりの近代社会の枠組みの中にどっぷりと浸かってきたわたしたちにとって、21世紀の暮らしの有り様を考えるとき、参照すべきは私たちが暮らしてきた農的な循環型社会から近代社会への歴史です。そこに多くのヒントが隠されているはずです。

21世紀を生きる知恵を紡ぎ出す

地球環境、地域環境を考慮した家づくりなどの「エコ・アップ術」、隣人と共に豊かに暮らすための「集住術」、地域環境の価値を知り、より高めるための「地域保全術」、コミュニティ・ビジネスなどこれからの時代と社会に向けての新しい仕事の創出を紹介する「仕事術」など、21世紀を生きるための知恵を紡ぎ出します。

楽しいビジュアルな誌面

本双書は書籍としては比較的大判のB5の変形サイズになっています。これは図や写真を豊富に使うためで、知的好奇心豊かな若い読者も楽しく読めるようにビジュアルな紙面構成になっています。

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2003年5月以降、毎年5,6点ずつ刊行予定。各2800円。

全国の書店での注文、農文協のオンラインショップ「田舎の本屋さん
およびamazon.co.jpなどのオンラインショップにて購入が可能です。
(オンラインショップでは「百の知恵双書」で検索してください)
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