技術のひろば
 

toku's 地球のたまご UPDATE ナビゲーター

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2003.12.06 UPDATE

 
コリドールの建て方が完了
 
理事長室からアトリウムを見る

12月1日(月)

 おお!!コリドールが全部出来ている。久しぶりに土日休みを取って東京に帰っているうちに大工さんががんばってくれました。コリドールの架構ももうお手の物ですね。でも慣れてきた頃に終わりというのが毎度の宿命ですが。
 心配された24スパン、57.6mでのプレカットの精度ですが、全体で5mm程度と問題なく出来ました。中村さんにもようやく笑顔が復活したし、よかったのではないでしょうか。これで現場は一つ目の大きな山を越えたといえるのかもしれません。明日は事務室E・Fの建て方です。

12月2日(火)

 今日は永田さんが奥村先生を連れてこられました。
 事務室E・Fの建て方は大工さんももう鼻歌まじりで着々と進んでいるので、形が見えてきたところを見てもらうことが出来ました。

O(奥村):「(木材を見て)黒いのが全然ないねえ。春野でやったときは黒いのが結構多かったんだよ。黒いのもうまく使えば、根太なんかには結構いいんだけどね。」

 「春野」とは木曾三岳奥村設計所1982年の作品「春建会館」のことだと思います。春野町は天竜市のさらに川上にあるので20年前におなじ天竜の杉を使っていたのでした。ドライングセット〜OM乾燥した地球のたまごの天竜杉の中にも最後の最後までちっとも含水率が下がらない黒ずんだ材が何本かありましたがそれのことかもしれません。

N(永田):
「源平もほとんどないでしょう。」
O:「柱が太いねえ。こんなに必要ないでしょ。」
N:「無柱にしたものだから。」
T(徳田):「無柱空間にするために柱を自立させているのでこれくらい必要なんです。ベースプレートとは別にコンクリートの腰壁でも拘束して自立させているんです。」
O:「あ、そうなの。この基礎の立ち上がりはただ立ち上がっているだけじゃなくて構造できいているのね。」

 
奥村先生を現場に案内する永田さん 事務室Aを見上げる
 
アルコーブ付近

 奥村先生はとても元気で現場のあちこちある段差もひょいひょい歩いていらっしゃいました。こちらはひやひやしてしまいましたが、元気で何よりです。

 現場事務所に戻り、酸化チタンの話題になる。
O:「酸化チタンはこれからもっといろんな使われ方をされると思うんだよ。OMなんかはいろんなところで使えるんじゃないかな。今は化粧品とか衛生陶器のコーティングくらいだけどね。コストも今よりずっと安くなっていくと思うんだよ。ぼくが子供の頃アルミはすごく高かったんだけど30年くらいで1/10になったからね。」
T:「あの窓の外にあるのがたまごで使う酸化チタンのメッシュのサンプルです。」
O:「まえ、東大に見に行ったね。永田さんも一緒だったっけ。」
「これは色は白しかないの?黒の方が光が反射したりしないから白よりは空がよく見えるはずだよ。」
N:「それもあるなあ。徳田くん、黒があるかどうか泉に聞いてみなよ。」
 奥村先生は酸化チタンに関してご自分でもいろいろ考えているらしく、話は尽きませんでした。

12月3日(水)

 今日は定例打ち合わせ。話題の中心は内部足場。建築では必要ないけど、電気工事では必要とか、OM工事でも必要とか、でも設備の配管工事ではあると邪魔だとか調整が難しい。分離発注は大変です。

12月4日(木)

 建て方はいよいよ大詰め、残すところカフェと事務棟の間のつなぎ部分である渡り廊下です。
 事務棟コリドールはほぼ真北にあわせてあるのですが、カフェテリアは浜名湖に合わせてあるので少し方位が振れていて、そのつなぎの部分が少々難しい納まりになっているのです。
 中村さんが施工図をちゃんと書いてくれてこちらもチェックできたので安心していたところ、中村さんが現場事務所に入ってくるなり「全然だめだ。」柱が50センチくらい長いのがあったり、金物が違うものがついていたり、今までの精度の良さはなんだったんだろうという始末だ。結局現場での加工が数ヶ所と、いくつかの柱は工場に持ち帰ってやり直しだ。
 今回日東木材の2つの工場で分けてプレカットを行っていましたが、中村さんのいつもいないほうの工場で加工されたもので目が行き届いていなかったようだ。

12月5日(金)

 
カフェと事務棟の間のつなぎ部分

 今日こそは完璧に上棟かと思ったら、昨日持ち帰って加工してきた柱の加工がまた間違っている。柱2本ダメ出しして取り替えてもらうことにしました。フジイチに連絡して幸いにも予備の在庫があったので、その日のうちに加工、夕方再度搬入し、今日中にすべての建て方を終了することが出来た。
 山場を過ぎて少し気が緩んだのか、確かに難しいところではあったが施工図がちゃんとしていたのでそのとおりに作るのはそんなに難しい話でもないはずなのだが。
 まあ、いろいろあったがとにかくちゃんと骨組みが出来た。これも日東木材の中村さんと大工の水谷さんのがんばりが大きかった。浜松には「やらまいか」ということばがあります。「とにかくやってみよう」とか「挑戦してみよう」という意味で「やらまいか精神」とも言われています。その言葉を象徴するようなお二人でした。中村さんはお疲れ様、水谷さんはこれから山ほど仕事が待っているのでもっと「やらまいか精神」を発揮してもらいたいと期待してます。

すべての建て方が完了した
12月6日(土)
建て方完了
カフェ棟物見台->事務室E
->職員玄関->事務室C->事務室A->駐車場->浜名湖
(奥に見える橋は開通を間近にひかえたはまゆう大橋)
(Quicktime movie 1300kb)

ご覧になるにはQuicktime player(無償)が必要です。

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